浮気調査は高い

浮気調査は、一般人の給与から考えると、非常に高い相場があります。
例えば、1週間の調査で100万円というのは決してずば抜けて高い金額ではなく、状況によっては十分に考えられる金額です。

こういった料金体系から、探偵や興信所は法外な値段を請求されるというイメージが先行していますが、例えば弁護士に1時間離婚の相談をすると1万円取られるように、業種によって業務単価というのは異なります。

浮気調査の場合、妻がいつ行動するかわからない特性上、どうしても複数の調査員を長時間拘束しなければなりません。
実際に妻が浮気しているのは、調査時間全体のうちの数時間に過ぎませんが、数時間のために1週間という長い時間を掛け、その全ての人件費が調査費に含まれます。
それだけではなく、着手金や成功報酬が発生するので、サラリーマンの1ヵ月分の給料で支払える金額で済めば、かなり安く済んだと言えるでしょう。

浮気調査の調査時間のほとんどは、徒労に終わる成果のない時間です。
もし、ある程度妻の行動パターンがわかっているのなら、当たりをつけて調査依頼することで調査期間を短くすることもできます。

ただし、浮気調査の証拠とは、継続的に浮気があることが前提になるので、1回の浮気では足りず、複数回の証拠を集めるために時間が掛かるのは避けられません。
そうした状況があるために、浮気調査というのは費用が積み重ねられて高額になってしまう性質を持っています。

もし、浮気調査が法外に高いのなら誰も頼まず、探偵や興信所はすぐつぶれてしまうでしょう。
高額な費用でも、需要があって供給があるから成り立っており、値段が高いかどうかは何を得られるかによって変わります。