子供が複数いる場合の親権はどうする?

男性のための離婚知恵袋 リコチエ

子供が複数いる場合の親権はどうする?

女性の方は→女性のための離婚知恵袋

子供が複数人いても、親権は未成年の子供それぞれにあるので、離婚時に子供が複数人いれば、別の親を親権者として離婚することは可能です。
ただし、兄弟姉妹の健全な成長において、離れて暮らすことが適切ではないという考えから、片方の親が全ての子供の親権者になることが望ましいとされています。

未成年の子供とはいえ、乳児から高校生卒業程度まで幅広いので、ある程度大きくなった子供には、どちらの親に付いていくか意向を聞いても良いでしょう。
親権が子供の利益のためである以上は、子供の希望に沿うことに何の問題もありません。

また、複数の子供がそれぞれの親に引き取られた場合、養育費の負担が少々複雑です。
理屈上は、子供全体に掛かる費用に対し、引き取った子供に掛かる費用の多いほうが、少ないほうから養育費を受け取る形になります。
しかし、親の離婚後の収入も考慮しなくてはならないので、実際にはそうなるとは限りません。