話し合う前に-協議離婚の心得

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話し合う前に-協議離婚の心得

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夫婦間で離婚することに合意があるなら、まだ話し合いがスムーズに行われているほうです。
なぜなら、夫婦間で同時期に気持ちが冷めるということは少なく、大抵は一方の気持ちが失われて離婚に向かうからです。
片方だけに離婚の意思がある場合、大抵は離婚の話し合いからこじれてしまい、その先の離婚協議に進んでいきません。

離婚が決まっていても事前の話し合いは必要で、お互いに話し合いが済んだときに初めて離婚届を書くようにしましょう。
離婚届を書いてから話し合いをしてしまうと、話し合いがまとまる前に、いつでも離婚届の提出によって離婚が成立してしまうためです。
いざ離婚といっても、何も決めずに早急に離婚届だけ出してしまっては、必ずトラブルを引き起こします。

離婚前の話し合いは、基本的に金銭面について(子供がいれば子供についても)約束事を1つ1つ決めていくことになります。
その1つ1つについて離婚協議書にまとめ、双方で取り交わすことで成立する、一種の契約事項なので甘く考えずにきちんと決めましょう。